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分類、判定

肝機能検査の選択基準

肝機能検査の選択基準

肝機能検査は肝疾患の診断だけでなく、スクリーニング、経過観察、重症度判定に有用で、おのおのの目的に応じた肝機能検査の選択が行われる。
日本消化器学会の肝機能研究班による肝臓機能検査の選択基準が示されているが、現在では検査項目にHCV抗体(C型肝炎ウイルス抗体)検査が追加されて行われている。

  スクリーニング 肝障害の診断 黄疸の鑑別 重症度判定 経過観察 治癒判定
集検 ドック
血清(漿) 総ビリルビン
直接型ビリルビン          
総淡白      
アルブミン      
ChE      
TTT,ZTT  
淡白分画    
AST,ALT
ALP(LAP)  
γーGTP  
LDH          
ICG(BSP)      
血液凝固因子          
総コレステロール        
HBs抗原        
尿 ビリルビン            
  1. ()内はほぼ同様の臨床的意義を有しているもの。疾患によっては併用する必要がある。
  2. ◎:必須。
  3. ○:可能な限り行う。
  4. 異常が認められたとき行う検査法
    IgM-HA抗体:A型肝炎
    HBe抗原・抗体:B型肝炎
    αーフェトプロティン:肝細胞癌
    抗ミトコンドリア抗体:原発性胆汁性肝硬変症(PBC)
    血中アンモニア:肝性脳症
    血清鉄:ヘモクロマトーシスなど
    血清銅、セルロプラスミン:Wilson病など
    LDHアイソザイム:LDH上昇例の鑑別
    ALPアイソザイム:ALP上昇例の鑑別
    血清胆汁酸:無黄疸性肝障害
    ICGRmax,ChE,HPT,糖負荷試験:肝予備能(肝臓の機能がどの程度保たれているか)

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1位、看護のお仕事