血液型違いABO式不適合輸血はあってはならない。
激しい溶血やショックを起こす。
それ以外にマイナー抗原の不適合による溶血も起こりうる。
血液型は赤血球表面に発現している抗原の種類によってタイプ分けしたもので、ABO式以外にもMN式やP式などの分類(抗原)がある。
通常これらのABOとRh式以外の抗原の違いは無視して供与血を決定している。
輸血赤血球上のABO型抗原に対して患者の血漿中の抗体が反応し補体活性化、急性血管内溶血、各種サイトカインの産生などにより 血圧低下、DIC、急性腎不全などを引き起こす。
患者血液型 | 輸血血液型 |
A型 | B型、AB型 |
B型 | A型、AB型 |
O型 | A型、B型、AB型 |
不適合以外でも蕁麻疹、アナフィラキシーを起こすことがある。
輸血開始後急速に発症する。
興奮、輸血部位の疼痛、胸腰痛、発熱・悪寒、悪心・嘔吐、呼吸困難、血圧低下、
頻脈、褐色尿(ヘモグロビン尿)、手術時の止血困難など。
不適合輸血をしたらすぐに中止する。
重症例が増加するのは50cc以上。
原因製剤の保存と患者と輸血の血液型再検査を行う。
そして正しい輸血に交換し急速輸血を行う。
HLAの組み合わせによっては供与血者のリンパ球が患者に拒絶されないために患者の体内で生き残り患者の組織を攻撃することが有る。
GVHDは死亡率が高い。
免疫力が低下している患者に輸血を行う場合は白血球除去フィルターであらかじめリンパ球の混入を防ぐことが大切。
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