高血圧には自分のタイプにあう薬を。
自治医科大学 刈尾 高血圧治療 循環器内科
薬を飲み始めても血圧が下がらないなら、24時間血圧を調べてその人の特徴を知る。
どの時間の血圧か?
診察室であがる白衣高血圧、日常生活で血圧が高くなくても経過観察必要。今後上がる可能性。
診察室で普通で家であがるなら仮面高血圧
夜間高血圧 睡眠中に血圧が高い
早朝高血圧 早朝、起床時に高血圧
ストレス性高血圧 仕事、育児、家事、介護中のストレスで高血圧
例の看護師は24時間ずっと高い。仕事中も寝ているときも。
他の疾患を考える、糖尿病、腎臓病がないか?
血圧のレベル判断は程度を決める・
いつ高圧薬を開始するか?
例の看護師はアルブミン尿、腎障害があった。薬物療法で治療しよう。
リスクが高いと診断されたからです。
(微量アルブミン尿→蛋白尿(大量アルブミン尿)→ネフロ−ゼ症候群→尿毒症→血液透析,腹膜透析)
(高血圧を治療し適切な降圧薬を選択すると微量アルブミン尿は減少する、血圧を120/80以下)
腎臓が悪い、血管が高いと血管の保護作用があるARB開始。
カルシウム拮抗薬
ARBアンジオテンシン2受容体拮抗薬
ACE阻害薬 アンジオテンシン変換酵素阻害薬
レニン阻害薬
β遮断薬
利尿薬
ARBとカルシウム拮抗薬、ARBと利尿薬 の複合薬がある。
下がりすぎた時、副作用のときさじかげんがしにくい。
どちらの薬に問題があるのか。
飲む組み合わせ、いつ飲むか?
通常1剤から開始する。
朝は下がったけど 夜が高い利尿薬追加。
期待された効果がでない場合薬を増やせばいいのではなく生活習慣をみる。
どういう生活しているのか 生活リズムを確認する。
看護師の引継ぎ、ストレス性高血圧だった。
血圧が高い理由を探し出すのも重要。
生活リズムは大丈夫?
交感神経を抑制する作用のカルシウム拮抗薬朝追加で下がった。
肥満 ストレス 不眠
食塩感受性 同じだけ塩分をとっても排泄できない体質 血圧が上がってしまう
過剰な塩分 >>高血圧
リズム習慣を改善で薬を減らしたり、辞めれる方もいる。
背景にある特殊な病気 腎臓病など内分泌の特殊な病気がないかどうか?
確認する必要がある。
それでも無理ならアルドステロンブロッカーなど。
糖尿病性細小血管症は腎盂炎などを起しやすくなる。。
糖尿病性神経障害のために膀胱に尿がたまると尿路感染が増える。
糖尿病で腎盂腎炎などになる方が多い理由。
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